ダーク

戦隊タブー ピンクと不倫!?正義のためならなんでもヤれるレッド、最初の禁忌!

しりたイルカ
しりたイルカ
あのさ、ヒーローがいきなり不倫するヤバい漫画があるって聞いたんだけど……
ひつじ
ひつじ
たぶん『戦隊タブー』のことじゃないかな? 読みたいと思うかどうか、物語の最初の見どころについて解説してみよっか

 ヒーローといえば正義。正義なら、悪いことはしてはいけない。そう思うのは当然のことのように思いますが、果たして本当でしょうか?

 「正義 = 倫理的」という当たり前の価値観をぶっ壊すような展開の作品があるのを知っていますか? それが今回紹介する、原作:TK2 / 作画:エド・バルスト によるダークヒーローサスペンス漫画戦隊タブーです。

 主人公の赤間烈央(あかま・れお)社会的なタブーを重ねていくストーリーは、私たち読者に強い衝撃と「正義と倫理」の関係を問いかけてきます。

 今回はそんな異色のヒーロー漫画『戦隊タブー』を読もうかどうか迷っている人のために、主人公のレッドが第一話から犯してしまう最初のタブーについて紹介していきます!

この記事を読んでわかること

  • 戦隊タブーのストーリー
  • レッドがピンクと不倫した理由
  • どんな物語が展開されていくのか
  • 戦隊タブーはどんな人にオススメか

戦隊タブー どんなストーリー?

原作:TK2 / 作画:エド・バルスト |戦隊タブー
https://x.com/sentaitaboo_wm/status/1803672893366345918/photo/1

正義を前に 犯してはいけない 罪(タブー)などない。

原作:TK2 / 作画:エド・バルスト |戦隊タブー

 衝撃のキャッチコピーから始まる漫画戦隊タブーは、タイトルの通り、正義のヒーローである主人公が数々のタブー = 禁忌を犯していくのが特徴的な作品です。

 物語の舞台は近未来の日本。 人類を襲う怪人たちから人々を守るため、結束戦隊クロスレンジャーが日々戦い続けています。

 主人公の赤間烈央(あかま・れお)は、クロスレンジャーの頼れるリーダー クロスレッド として、仲間たちと共に怪人たちとの戦う日々を送っていました。誰よりも熱い正義感を持つレッドですが、彼はその正義感の強さのあまり、「正義」を理由にあらゆる禁忌(タブー)を犯していくことになります。

戦隊タブー 正義のためにピンクと不倫!?

原作:TK2 / 作画:エド・バルスト |戦隊タブー
https://x.com/sentaitaboo_wm/status/1850012516736434406/photo/1

クロスレンジャーのリーダー、クロスレッドこと赤間烈央が物語の最初に犯す禁忌。それが

仲間との不倫

です。なんとも俗っぽい禁忌な気もしますが、どうして烈央はこんなことをしてしまったのでしょうか?

このままだと戦力低下!

レッドが不倫に走ったのは、クロスレンジャーの戦力低下がきっかけでした。

ある日の戦いで敵の怪人を取り逃がしてしまったクロスレンジャーたち。彼らをサポートしてくれる玄野(くろの)博士によれば、その原因は、彼らが戦うための想いの力クロスエネルギーが足りなかったからだというのです。

クロスエネルギーが足りていなかった原因は誰にあるのか? それがメンバーのひとり、クロスピンクこと園田桃(そのだ・もも)だと知ったレッドは、彼女の悩みを聞き出すことにします。

悩みを聞いてもなかなか答えてくれない桃に対して、烈央は真摯な態度で「頼ってくれ」と言葉をかけます。そしてついに桃が打ち明けてくれたのが、彼女の隠していた気持ち――烈央のことが好きという想いでした。

正義のためならなんだってする!

 正義のためならなんだって許される。本気でそう思っている烈央が選んだ手段が、桃とカラダの関係を持つことでした。

同じ戦隊のメンバーとして戦う仲間と一夜をともにする。たとえそれが良くないことだとしても、誰よりも怪人を憎む烈央は、正義を執行し続けるために、という理由で桃の気持ちに応えるのです。

そして烈央の狙い通り、不安定だった桃の気持ちは何とか安定しますが……。

レッドまさかの妻子持ち!?

もっとも衝撃的なのが一話目の終盤でしょう。

桃と一夜を明かしてから、家に帰った烈央を待っていたのは、なんと妻と幼い息子だったのです!

ここまで「不倫」という言葉を使ってきましたが、烈央はまさかの妻子持ち。笑顔で息子を抱きかかえた烈央の心中は、正義のためなら家族すら裏切るという決意で満ちているのが、多くの読者に強い衝撃を与えるはずです。

しりたイルカ
しりたイルカ
うわああああ! クズだ! 人間のクズ! 女の敵だ!
ひつじ
ひつじ
す、すごい剣幕だね……ぼくもページをめくった瞬間は、声上げるくらいびっくりしたけどさ

どんな展開が待っているの?

原作:TK2 / 作画:エド・バルスト |戦隊タブーhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006134.000001719.html

正義のために罪を重ねていくレッド

 正義のためなら何をしても許される。どこか歪んだ決意を固めている烈央は、この過ちをきっかけにどんどんと禁忌を犯していくことになります。

詳しくはぜひ作品を読んで目で確かめていただきたいのですが、『戦隊タブー』では、裏切りウソ同士討ち拷問など、不倫すらかわいく思えてしまうような、社会的タブーがいくつも描かれていくことになるのです。

すべては正義のために

『戦隊タブー』の面白いところは、タブーを犯していく烈央が、「正義のためなら」という判断基準からブレないところにあります。

彼にとっての正義は 怪人を倒すこと なのですが、そのためならなにをしても許されると、烈央は本気で考えています。正義のために迷いなく悪事を行う烈央の姿は、ある意味では清々しいとすら思えるかもしれませんね。

正義のヒーローであるはずの烈央が禁忌を重ねていく様は、「こんなのおかしい!」という気持ちと同時に、なぜかクセになりそうな魅力も備えています。

ひつじ
ひつじ
もちろん、どっちの印象が強いかは人によるとは思うけどね……。

戦隊タブー どんなひとにオススメ?

原作:TK2 / 作画:エド・バルスト |戦隊タブー
https://x.com/sentaitaboo_wm/status/1806534659888828894/photo/1

『戦隊タブー』は万人受けするような作品ではないかもしれません。

けれど、刺さる人には思いっきり刺さる作品だと思います。

例えば、

通のヒーローモノじゃ物足りない人、

値観をひっくり返されるような作品が好きな人、

いことにちょっとあこがれのある人。

こんな人たちには、とっても魅力的で、クセになる作品のはずです。

まとめ

 主人公 赤間烈央の犯す禁忌を知って、あなたはどう感じたでしょうか?

記事の内容まとめ

  • 『戦隊タブー』は主人公のレッドが社会的なタブーを重ねていくお話!
  • レッドは「正義のために」不倫をした
  • 『戦隊タブー』では不倫以外にもあらゆるタブーが描かれていく
  • 戦隊タブーは普通のヒーローモノじゃ物足りない人にオススメ!

 賛否両論のある作品かもしれませんが、気になった人はぜひ読んでみてくださいね!