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わたたべアニメ第1話感想!海がつなぐ比名子と汐莉の出会いに惹き込まれる

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2025年10月からスタートした秋アニメ、皆さんはどんな作品を視聴してるでしょうか?

今期も40作品以上のアニメが放送されて、「多すぎてどれを観たらいいのか分からない!」なんて、頭を抱えているひともいるかもしれませんね。

そんなよりどりみどりの秋アニメの中から、今回紹介したいのが

『私を喰べたい、ひとでなし』(通称:わたたべ)。

百合作品も大好きな筆者ではありますが、恥ずかしながらわたたべについてはタイトルしか知りませんでした。

「変わったタイトルだなぁ……」くらいの認識で、わたたべが百合作品だということすら知らなかったくらいです。

ですが、アニメが始まれば耳にする機会も多くなるもので、SNSで流れてきたメインPVを見て一目ぼれ。

ハイクオリティな作画で描かれるキャラクターの表情と鳥肌なしでは聞けないような胸に迫る主題歌。そして何より、普通の百合作品では絶対聞くことがないような不穏なセリフの数々!

「これはさっそく見なければ!」と思い立って視聴してみれば、想像以上のクオリティでした……!

「百合 × ほの暗い感情」が好物の方には、ぜひ視聴していただきたい作品です。

それではこれから、死にたがりの少女と、そんな彼女を喰べたい妖怪(=ひとでなし)のふたりが出会う美しくて危険な雰囲気の第1話を振り返って見ましょう!

アニメ感想|澄んだ仄暗さに惹きつけられる

アニメ『私を喰べたい、ひとでなし』第1話を感想を簡潔にまとめるなら、

「澄んだ海のようにきれいで、どこか仄暗い雰囲気に惹かれてしまう」

といった感じでした。

次は、わたたべ第一話の魅力をより深くお伝えしていきますね!

キーワードは”海”

『私を喰べたい、ひとでなし』のアニメ第1話を見ていちばん魅力的に感じたのは、

海を使った表現の美しさと巧みさでした。

『私を喰べたい、ひとでなし』という作品の中で、「海」は舞台装置として、そして演出や表現方法として、とても重要な位置を占めています。

さらに、アニメではこの海を使った「海」がとても効果的に描写されているんです。

舞台装置としての「海」
  • 舞台は海沿いの街
  • 妖怪(ひとでなし)との出会いは海のそば
演出としての「海」
  • ・ひとでなしは海の色
  • ・主人公比名子の苦しみが「海」で表現される

どんなふうに海が扱われているのか、気になりましたか?

それでは、具体的に紹介していきますね!

舞台装置としての「海」

舞台は海沿いの街

作品の舞台は海沿いののどかな街。

比名子が学校へ向かうまでの通学路や、学校のすぐそばにも、澄んだ色の海が広がっています。

『私を喰べたい、ひとでなし』という物語は、常に「海」の存在を感じずにはいられないようになっているんですね。

妖怪(ひとでなし)との出会いは海のそば

「海」は、比名子を食べようとする妖怪たちとの接点でもあります。

比名子がはじめて汐莉と出会ったのも、妖怪に引き込まれそうになったのも、海。

「海」という舞台は、わたたべとは切っても切れない関係にあるんだということを、一話では強く感じました。

演出としての「海」

「海」が表現する苦しみ

第1話で印象的だったのが、海の中に沈んでいくイメージによって比名子の心理状態が表現されていたこと。

海の中に沈んでいく感覚に囚われる比名子は、水の中でもがくことも水面を目指すこともしません。

むしろもっと沈んでいくこと、溺れてしまうのを望んでいるかのような態度「消えてしまいたい」という比名子の本心を表しているように感じました。

ひとでなしは海の色

まるで、深い海のように透き通った──瞳。

『私を喰べたい、ひとでなし』アニメ第一話より

比名子は汐莉の瞳を海のようだと繰り返します。

なんとも詩的な表現ですが、ここにも「海」が使われています。

自分を食べたいと近づいて来た相手なんて、ふつう怖くて仕方ないはず。

ですが、「いっそ消えてしまいたい」と願う比名子にとって、汐莉はむしろ願いを叶えてくれる存在です。

汐莉が海と同じ色の目をしているのは、比名子の願いを表現している海というモチーフと重ねているのかもしれません。

世界観と作画のコントラスト

1話全体を通して感じたのが、ストーリーやキャラクターの内面描写と、美麗な作画が絶妙なバランスで調和しているということでした。

「消えてしまいたい」と願う比名子と、比名子を「喰べたい」と近づく汐莉。ふたりの関係は、控えめに言っても穏やかではありません。

なにより、比名子のセリフからは「死」に憧れていることを感じ取られずにはいられず、彼女のモノローグが流れるたび、心臓をきゅうと締めつけれるような気持ちになります。

それとは対照的なのが、凪いだ海のようにきれいでどこまでも澄んだ作画の雰囲気です。

妖しくて、危険なストーリーと登場人物の内面に「暗い気分になっちゃう……」と思うかもしれませんが、実際に見てみると、作画とストーリー、キャラの内面が見事に調和して、目が離せなくなってしまうくらい魅力的に感じるのです。

声優さんの演技に引き込まれる

声優さんの名演技も、『私を喰べたい、ひとでなし』のアニメを魅力をこれでもかというくらい惹き立てています。

アニメ第一話で聞き惚れたのが、なんと言っても主人公比名子の声です。

比名子を演じているのがみなさんご存知の上田麗奈(うえだ れいな)さん。

『鬼滅の刃』の栗花落カナヲ『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネ、最近ではなんと言っても映画『チェンソーマン』のレゼ役を演じた上田麗奈さんですが、比名子も熱演してくださっています。

  友だちと接するときの穏やかでしっとりとした声。 

  周囲には明かせない苦しみを語る哀しげなモノローグ。  

  汐莉が自分の願いを叶えてくれるかもしれないと知ったときの、暗い期待と喜びが滲んだ声色。 

比名子の持つ、儚くて危うい雰囲気が上田麗奈さんによって見事に表現されていました。

作画ももちろん素敵なんですが、声だけで比名子の魅力が伝わってくるくらいぴったりな配役だと思います。

私を喰べたい、ひとでなしあらすじ

「私は君を喰べに来ました。」

突如現れた人魚の少女・汐莉は海辺の街に独り暮らす比名子の手を取り、優しく語りかける。

比名子の持つ血肉は、特別に美味しいという。

それは数多の妖怪を惹きつけるほどに…。

汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り“いずれ自分が喰べる”と約束する。

比名子の胸には「このひとなら私の願いを叶えられるかもしれない」という 切なる想いが浮かび―。

アニメ『私を喰べたい、ひとでなし』公式HP より引用

「消えてしまいたい」と願う少女・比名子と、比名子を喰べるために現れた妖怪(ひとでなし)の汐莉。

『私を喰べたい、ひとでなし』は、後ろ暗い利害の一致を見せたふたりの物語です。

アニメ第一話では、まさしくそのふたりが出会った日が描かれました。

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わたたべアニメ第1話感想まとめ

アニメ『私を喰べたい、ひとでなし』第一話の見どころは次のとおりです!

  • 澄んだ海のような作画と、どこか仄暗い雰囲気をしたストーリーとのバランス
  • 「海」を効果的に使った表現
  • 上田麗奈さん演じる比名子の声に惹きこまれる

ストーリーや作画と表現方法、声優さんの演技力が見事に調和していてとっても惹き込まれる作品でした。

一話時点では「百合」の気配はほとんど感じられませんが、二話目以降から比名子と汐莉がどんなやり取りをするのか、楽しみです!

気になった方は、ぼくといっしょに『私を喰べたい、ひとでなし』を追いかけましょう!

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